容積率が80%と条件が厳しい低層地域。
この場所で建替えのご相談を頂いたH様5人家族。
はじめは子どもたちの個室も諦めないといけない、、
そんなところから始まった家づくり。
もちろん弊社が得意とするお悩みに全力で解決いたしました。
約9帖の空間に子供たち3人分の個室を設計。
この空間にもしっかり収納ができるようにベッドの下には
無印などのクリアケースがぴったり納まるように。
宙に浮いたカウンターが子供たちの勉強スペース。
教科書などを収納する棚を前に引き出し、それがステップに。
こちらの空間を×3。またこちらですが子供たちが成長した際には
撤去もできるように床や壁には直接ビスを打ち付けておりません。
『この空間では子どもたちは窮屈じゃないかな?』
そう思われる方が多いかと思われます。
そうです。わざと窮屈にすることが狙いです。
広い空間を与えるといかがでしょうか?休日には1日部屋を出ないと
いうお子様、家に帰るとすぐに個にこもるお子様。
私は快適な個の空間を子供に与えないようにし、子供たちがくつろぐ空間は
リビングです。リビングはその役割があります。
家族がリビングに自然と集まる家づくり。これが私の理想です。
そのリビングに1番必要なのは陽とオープンなつながる空間にすること。
こちらのリビングもとても明るい。きれいにリビングに光が落ちる位置に
開口可能のトップライトを配置。
またスキップになっているのでリビング側から利用するキッチンのカウンターは
キッチンに立つママと子供の目線がちょうどよく設計。
子どもたち並んでここで宿題を。
宿題が終わるとロフトに上がりおもちゃや本を取り出し遊びます。
ロフトに上がる階段は収納もでき安全に上がれるようにデザイン。
本棚は安価な合板を採用。
このような限られた空間の場合には、必ず家具の設計もします。
リビングのコーナーにTV用のカウンター。
ロフトに上がる階段兼収納のステップ階段。
主寝室には簡易ベッド。こちらもベッド下部には既製品のクリアケースが
きれいに納まるように。
寝室の高い場所に生まれた余剰空間をしっかり収納として利用できるように
TVボード兼ステップに。
このように家に完璧に合うサイズに家具を製作することにより
空間をきれいに納めることができ、余白を無くすこと。これが
狭小住宅の可能性を最大限引き立てることが出来る技です。
完成しH様ご家族が住まい、子どもたちやご夫婦の喜ぶ最高の
笑顔が見ることが出来ました。
建築エリア:京都市西京区区
敷地面積 :82.44㎡
延べ面積 :65.18㎡(ロフト、収納庫面積除く)
建築面積 :38.66㎡
屋上庭園付木造住宅【SKY-ONE】
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人と家が快適に暮らせ、共に成長する
【個(子)そだての家】
子育て世代にむけて家族と家が共に成長していけるお家をご用意いたしました。
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